当院の施術の特徴
声門上気道デバイスを用いた
一歩先の呼吸管理
手術や検査の際に麻酔をかけるときは、酸素や麻酔の濃度をしっかりとコントロールし、安全に呼吸を保つことがとても大切です。そのために一般的には「気管チューブ」という細い管を気管に入れて麻酔管理を行います。
ただし、この方法には気管や声帯を傷つけるリスクや、誤って食道に入ってしまう・肺炎や呼吸のトラブルが起きるといった可能性があります。特に猫ちゃんや短頭種(フレンチブルドッグなど)では、気管が細くデリケートなため、術後に後遺症が残ることもあります。
マスクを顔に当てて麻酔をかける方法もありますが、空気がたまる余分な空間(死腔)が増えてしまい、呼吸管理が難しくなることがあります。特に、心臓や肺が弱い子には注意が必要です。
当院では、麻酔のリスクをできるだけ減らすために、声門上気道デバイスという新しいタイプの器具を使用しています。この方法では、声帯を保護しながらも安全に呼吸をサポートでき、気管チューブに比べて体への負担が少ないのが特徴です。
これまで多くの手術で使用しており、院長自身が安全性を確認したうえで導入しています。「できるだけ安全に、できるだけ快適に」、麻酔管理にも細心の注意を払っています。

プラン
| プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
|---|---|---|---|
| PVP処方 | ○ | ○ | ○ |
| 簡易血液検査 | ○ | × | × |
| 精密血液検査 | × | ○ | ○ |
| 精密心電図検査 | × | ○ | ○ |
| 胸部レントゲン検査 | × | × | ○ |
| 血圧測定 | × | × | ○ |
| 静脈内留置針 | ○ | ○ | ○ |
| 栄養点滴 | ○ | ○ | ○ |
| 全身麻酔 | ○ | ○ | ○ |
| 局所麻酔 | ○ | ○ | ○ |
| 吸収性縫合糸 | ○ | ○ | ○ |
| 手術費用 | ○ | ○ | ○ |
| 痛み止め注射 | ○ | ○ | ○ |
| 強オピオイド鎮痛 | × | × | ○ |
| 止血剤2種注射 | ○ | ○ | ○ |
| 抗生剤注射 | ○ | ○ | ○ |
| 術後内服薬処方 | ○ | ○ | ○ |
| 手術前後酸素管理 | ○ | ○ | ○ |
| 入院費 | ○ | ○ | ○ |
| お手入れセット | × | ○ | ○ |
| 術後服(エリザベスウェア) ※猫の去勢以外 | × | ○ | ○ |
費用
▼男の子の手術料金はこちら
| 動物種 | 体重 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| 犬 | 40kg以上 | ¥38,500 | ¥41,800 | ¥47,300 |
| 30~40kg | ¥35,200 | ¥38,500 | ¥44,000 | |
| 20~30kg | ¥31,900 | ¥35,200 | ¥40,700 | |
| 10~20kg | ¥29,700 | ¥33,000 | ¥38,500 | |
| 5~10kg | ¥27,500 | ¥30,800 | ¥36,300 | |
| 3~5kg | ¥26,400 | ¥29,700 | ¥35,200 | |
| 3kg未満 | ¥25,300 | ¥28,600 | ¥34,100 | |
| 猫 | 5kg以上 | ¥22,000 | ¥27,500 | ¥33,000 |
| 3~5kg | ¥19,800 | ¥25,300 | ¥30,800 | |
| 3kg未満 | ¥16,500 | ¥19,800 | ¥25,300 | |
▼女の子の手術料金はこちら
| 動物種 | 体重 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| 犬 | 40kg以上 | ¥51,700 | ¥55,000 | ¥60,500 |
| 30~40kg | ¥48,400 | ¥51,700 | ¥57,200 | |
| 20~30kg | ¥44,000 | ¥47,300 | ¥52,800 | |
| 10~20kg | ¥40,700 | ¥44,000 | ¥49,500 | |
| 5~10kg | ¥37,400 | ¥40,700 | ¥46,200 | |
| 3~5kg | ¥36,300 | ¥39,600 | ¥45,100 | |
| 3kg未満 | ¥35,200 | ¥38,500 | ¥44,000 | |
| 猫 | 5kg以上 | ¥33,000 | ¥36,300 | ¥41,800 |
| 3~5kg | ¥27,500 | ¥30,800 | ¥36,300 | |
| 3kg未満 | ¥22,000 | ¥25,300 | ¥30,800 | |
▼お選びいただける各種オプションの料金はこちら
| 項目 | 説明 | 費用 |
|---|---|---|
| 胸部レントゲン検査(2枚) | 高精度デジタルレントゲンで胸部を確認します | ¥3,300 |
| 腹部レントゲン検査(2枚) | 高精度デジタルレントゲンで腹部を確認します | ¥3,300 |
| 整形レントゲン検査(6枚) | 股関節・膝関節をあらゆる角度で撮影します | ¥6,600 |
| 呼吸器レントゲン検査(動画) | 咽頭部の状態をレントゲン動画撮影機器で確認します | ¥3,300 |
| 腹部超音波検査 | 超音波で腹部臓器の状態を確認します | ¥3,300 |
| 循環器超音波検査 | 超音波で心臓の状態を確認します | ¥3,300 |
| 精密血液検査 | 徹底的な59項目測定で詳しく内蔵を検査します | ¥6,600 |
| 精密心電図検査 | 心臓の異常や自律神経系のバランスを確認します | ¥550 |
| 血圧測定 | 手術前(平常時)の血圧測定を行います | ¥3,300 |
| 抗体検査 | 混合ワクチンの効果が得られているかを確認します | ¥8,800 |
| 持続性抗生剤注射 | 2週間効果持続する抗生剤です | ¥2,200~ |
| 強オピオイド鎮痛薬 | 強オピオイド鎮痛で痛みを0に近づけます | ¥4,400~ |
| マイクロチップ挿入 | 環境省準拠の世界最小マイクロチップを挿入します | ¥4,400 |
| お手入れ(セット) | 爪切り・肛門腺・足裏バリカン・耳掃除をおこないます | ¥1,650 |
| お手入れ(単品) | お手入れのうちどれか一つだけをおこないます | ¥1,100 |
| 乳歯抜歯(1本) | 乳歯を抜いて乳歯遺残によるトラブルを予防します | ¥1,100 |
| 埋没縫合 ※猫の去勢以外 | 吸収糸を用いて抜糸不要な皮内縫合を施します | ¥2,200 |
| エリザベスウェア ※猫の去勢以外 | 手術患部を保護する術後服 | ¥3,300~ |
| ネッカーレンタル料 ※猫の去勢以外 | エリザベスウェアを使用できない場合にお貸しします | 一日110円 |
▼陰睾など追加料金はこちら
| 項目 | 説明 | 費用 |
|---|---|---|
| 再診料 | ー | ¥550 |
| 皮下陰睾 | 鼠径部に停滞している睾丸をとりだします | ¥3,300 |
| 腹腔内陰睾 | 腹腔内にある精巣を摘出します | 避妊手術料金になります |
| ノミ・マダニ駆虫処置 | 予防されていないときもしくは寄生が確認された際に実施します | ¥1,210~ |
避妊去勢手術のメリット・デメリット
メリット
大切な家族であるワンちゃん、ネコちゃんに、より健康で長生きしてもらうために、避妊・去勢手術は非常に有効な選択肢の一つです。望まない妊娠を防ぐことはもちろん、実はさまざまな病気の予防や問題行動の抑制につながるなど、ペットと飼い主様双方にとって多くのメリットがあります。
- 病気の予防 手術によって、性ホルモンが関連する病気のリスクを大幅に減らすことができます。
- 女の子(メス)の場合
- 子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう):子宮に膿がたまる命に関わる病気で、未避妊の中高齢のメスに多く発生します。手術で子宮と卵巣を摘出するため、発症を100%防ぐことができます。
- 乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう):犬では約50%、猫では約90%が悪性と言われています。初めての発情が来る前に手術を行うと、発生率を大幅に下げることができます。
- その他、卵巣腫瘍や膣の病気などの予防にもつながります。
- 男の子(オス)の場合
- 精巣腫瘍(せいそうしゅよう):精巣を摘出するため、発症を100%防げます。
- 前立腺肥大(ぜんりつせんひだい):加齢ととも多くのオスが発症し、排尿や排便の困難を引き起こしますが、そのリスクを低減できます。
- その他、会陰(えいん)ヘルニアや肛門周囲腺腫といった病気の予防にも効果的です。
- 女の子(メス)の場合
- 問題行動の改善 発情にともなう性的なストレスから解放されることで、以下のような問題行動が減少・改善されることがあります。
- マーキング(スプレー行動)
- 他の犬や猫への攻撃性
- マウンティング
- メスを求めての放浪や脱走
- 発情期の大きな鳴き声(特に猫)
これらの行動が減ることは、ペット自身のストレス軽減はもちろん、飼い主様の精神的なご負担を軽くすることにも繋がります。
- 望まない繁殖の防止 日本では、毎年多くの犬や猫が飼い主が見つからずに殺処分されています。避妊・去勢手術は、そうした不幸な命を増やさないために、飼い主様ができる最も確実で責任ある方法です。
手術はペットの身体的な負担を伴いますが、それを上回る多くのメリットがあります。手術の適切な時期など、ご不明な点はかかりつけの動物病院にご相談ください。
デメリット
- 全身麻酔と手術のリスク
- 避妊・去勢手術は、全身麻酔をかけて行います。現在の動物医療では、麻酔技術や術中管理の進歩により安全性は非常に高くなっていますが、リスクがゼロというわけではありません。持病がある場合や高齢の場合、健康な若い個体に比べて麻酔のリスクは高まる可能性があります。そのため、手術前には必ず獣医師による診察と、必要に応じた血液検査などの術前検査を受け、ペットの健康状態をしっかりと把握することが不可欠です。
- 太りやすくなる傾向
- 手術後は性ホルモンの分泌がなくなることで、体の基礎代謝が低下し、エネルギー要求量が減少します。その結果、手術前と同じ食事内容や量を与えていると、肥満になりやすくなる傾向があります。肥満は関節疾患や糖尿病など、さまざまな病気の引き金となります。手術後は、ペットフードを避妊・去勢手術後用のものに切り替える、食事量を調整する、適度な運動を心がけるといった体重管理が以前にも増して重要になります。
- 一度手術をすると子どもは望めない
- 当然のことですが、生殖能力をなくす手術のため、一度行うと二度と自分の子どもを持つことはできません。将来的に繁殖をお考えの場合は、その計画も含めて、手術を行うべきか、いつ行うべきかを慎重に検討する必要があります。
- まれに起こりうること
- ごく稀に、手術後にホルモンバランスの変化が原因で、尿失禁(特に大型犬のメス)や犬アトピー性皮膚炎、甲状腺機能の低下、一部の腫瘍のリスクがわずかに上昇する可能性が報告されています。ただし、発生頻度は非常に低く、手術によって予防できる病気のリスクの方がはるかに高いと考えられています。
これらのデメリットや注意点を理解し、不安なことがあれば、どんな些細なことでもかかりつけの獣医師に相談しましょう。ペットの年齢、犬種・猫種、健康状態、そしてご家庭のライフスタイルに合わせて、最適な選択をすることが大切です。
- ごく稀に、手術後にホルモンバランスの変化が原因で、尿失禁(特に大型犬のメス)や犬アトピー性皮膚炎、甲状腺機能の低下、一部の腫瘍のリスクがわずかに上昇する可能性が報告されています。ただし、発生頻度は非常に低く、手術によって予防できる病気のリスクの方がはるかに高いと考えられています。
Faq
よくあるご質問
手術の前に受診が必要ですか?
状態の確認(精巣や腹壁ヘルニアの有無など)や手術のプラン説明、術後服のサイズチェックなどのため必ず事前にご通院ください。その際、アプリなどから通常の診療でご予約ください。
手術の予約はウェブからできますか?
手術のご予約はお電話でのみ承っております。下記電話番号までおかけください。
初めて診察に伺う際、何か持って行った方がいいですか?
以前他院にかかられていた場合は、お薬や診断結果などがわかるものをご持参いただけるとスムーズに診察ができます。
全身麻酔が怖いのですが、どうしても手術しなければなりませんか?
当院ではアメリカ麻酔科学会が制定した術前麻酔リスク評価を用いて麻酔リスクを評価し、具体的な麻酔リスクをパーセンテージでご提示いたします。100%安全な麻酔は存在しませんので、その数値を見て不安に思われる場合には手術をせず、定期的な健康チェック(年1~2回)を受けることで病気の早期発見に努めることをおすすめいたします。
PVPというおくすりは必ず飲ませなければなりませんか?
PVPは手術の日の朝、来院前90~120分前に飲んでいただきます。なるべく薬のみの投与を推奨していますが、少量のおやつは許容しております。飲ませるのが大変だったり、大きなストレスになる場合には無理に飲ませずにご来院ください。
支払い方法は何がありますか?
当院では各種クレジットカード・電子マネーをご利用いただけます。
保険は使えますか?
一般的に避妊手術および臍ヘルニアなどの先天性疾患は保険適応外となります。具体的な内容は各社保険窓口へお問い合わせください。
入院が必要ですか?
男の子は原則日帰り、女の子は原則一泊入院となります。男の子でも腹腔内陰睾などで開腹手術いなった場合や術後の状態が安定しない場合には延泊となる可能性があります。
手術を受ける前に混合ワクチン・狂犬病ワクチン接種が必要ですか?
当院では院内感染を防ぐ目的で、皆様に混合ワクチンおよび狂犬病ワクチン、ノミ・マダニ駆虫処置をお願いしております。自宅にて予防しているにも関わらず院内にて寄生虫感染が確認された場合には追加で駆虫処置を施こさせていただきます。
野良猫は安く手術してくれますか?
当院はTNR(捕獲、避妊、リリース)活動は行っておりません。そのため、野良猫・地域猫ということで費用が安くなることはありません。
入院中の面会は可能ですか?
基本的に面会は可能ですが、スタッフまでお問い合わせください。
なお、面会は診療時間内となっております。
いつも呼吸がガァーガァー言って苦しそうにしていますが、手術してもらえますか?
ガチョウ様呼吸(ガァガァ)やいびき(ズーズー)といった症状を呈している場合、麻酔リスクが上昇します。御理解の上お申し込みください。特に重度の短頭種気道症候群と判断される場合、術後に急変する可能性が顕著に高くなります。一般的には短頭種気道症候群の治療(内科・外科)が優先的になりますので、避妊去勢手術の受け入れをお断りすることがあります。



